[東京 10日 ロイター] - <16:40> 日経平均先物は一時2万7500円前半に下落、日銀総裁人事巡る報道 で 日経平均先物は、日銀総裁の人事案に関する一部報道を受け、一時2万7520円に 下落した。現物株の終値は2万7670円98銭。市場では「報道内容そのものより、ド ル/円が急落したのをみて先物が反応したようだ。目先は為替にらみではないか」(国内 証券のストラテジスト)との声が聞かれる。 日経新聞電子版は、政府が日銀の黒田東彦総裁の後任に経済学者で元日銀審議委員の 植田和男氏を起用する人事を固めたと報じた。副総裁には内田真一・日銀理事、氷見野良 三前金融庁長官を起用するとしている。 <15:26> 日経平均・日足は「小陰線」、5日線を回復 底堅さ維持が焦点 日経平均・日足は上下にヒゲを伴う「小陰線」となった。終値は2万7670円98 銭。5日移動平均線(2万7648円18銭=10日)を終値で回復し、底堅さが示され た。一方、ローソク足は上ヒゲが長めで、上値の重さがうかがえる。前日に陰転したパラ ボリックはわずか1日で再び陽転したが、方向感の定まらない中ではダマシの可能性もあ る。目先は底堅さの維持が焦点。 <15:08> 新興株はマザーズが4日ぶり反落、米ハイテク株安が重し 高値警 戒も 新興株式市場は、マザーズ総合は1.71%安の780.79ポイントと、4日ぶり に反落した。前日の米国市場でハイテク株比率のナスダック総合が下落し、投資家心理の 重しになった。2カ月ぶり高値圏でもあり、利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えた。 東証グロース市場指数は前営業日比1.74%安の991.06ポイントだった。 そーせいグループやビジョナルが軟調で、指数の重しになった。ウ ェッジHLDGは大幅安だった。一方、ライフネット生命保険が昨年来 高値を更新。ENECHANGEは堅調だった。ストリームメディアは ストップ高だった。 <13:25> 後場の日経平均は上げ幅縮小、上昇一服感で伸び悩み 後場に入り日経平均は前引け時点より上げ幅を縮小し、足元は前営業日比約60円高 の2万7600円台半ばで推移している。前場はプラス圏にあった一部の値がさ株が下落 に転じているほか、好決算銘柄の上昇が一服し指数も伸び悩んでいる。市場では「週末前 ということもあり、大きな値動きは見込みづらい」(国内証券・ストラテジスト)との声 が聞かれる。 セクター別では石油・石炭製品が下げ幅を広げている。一方、鉄鋼株や保険株は引き 続きしっかり。 来週は米国の1月消費者物価指数(CPI)の公表や国内の企業決算発表を控えてお り、様子見姿勢が強まりやすい。米CPIについては、市場予想を下振れインフレの鈍化 が確認された場合は「米株高を通じて日本株上昇の要因になる可能性がある」(同)とい う。 <11:45> 前場の日経平均は反発、個別物色が活発 買い一巡後は小動き 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比138円57銭高の2万7722円9 2銭と、4営業日ぶりに反発した。好決算を発表した個別銘柄への買いが指数を支え、日 経平均はしっかりの展開となった。特に半導体関連株が堅調で、上げ幅は一時200円を 超える場面もあった。ただ、買いが相場全体へ広がる動きにはならず、取引一巡後は小動 きとなった。 日経平均は寄り付きから120円高としっかりとスタート。その後は上げ幅を縮小す る場面もみられたが、再び買いが優勢になり堅調な展開となった。決算などを手掛かりに 個別物色が活発になったほか、値がさ株の一角がしっかりで、一時、2万7814円02 銭の高値を付けた。鉄鋼株や半導体関連株が買われた一方、不動産株は軟調に推移した。 好決算銘柄の買いはみられたものの、市場では、日経平均は2万8000円が近付く と上値が重いとの指摘が聞かれた。アイザワ証券の市場情報部情報二課・横山泰史氏は、 今回の決算では好業績を発表する企業がある一方で、「下方修正する企業も目立っており 、積極的に買う流れにはなりづらい」と話す。今後の業績不透明感が重しとなり、「目先 の日経平均はボックス圏の動きが続きそうだ」(横山氏)という。 TOPIXは0.36%高の1992.13ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆9275億4200万円だった。東証33業種では、鉄鋼、保 険業、その他製品など21業種が値上がり。石油・石炭製品、鉱業、不動産業など12業 種が値下がりした。 個別では、ルネサスエレクトロニクスが急反発し、14%高で推移。東証プ ライム市場の値上がり率第3位に入った。同社は9日、2023年第1・四半期の売上収 益(Non─GAAP調整後)が、前年同期比2.4%増の3550億円前後になる見通 しだと発表し、手掛かり材料になった。 一方、NTTデータが6%安、ソフトバンクグループが1%安と軟 調に推移した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが933銘柄(50%)、値下がりが817 銘柄(44%)、変わらずが86銘柄(4%)だった。 <10:23> 日経平均は上げ幅拡大、好決算銘柄の物色が支え 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比約200円高の2万7700円台後半で推移 している。好決算を発表した銘柄の物色が活発になり、指数を押し上げている。特に、鉄 鋼株や半導体関連株が堅調で、日本製鉄が昨年来高値を更新したほか、東京エレ クトロンが5%高、ルネサスエレクトロニクスが15%高となっている 。 一方、東証プライム市場の値上がり銘柄数は56%程度にとどまっており、「個別の 物色はみられているが、相場全体に買いが広がるような流れにはなっていない」(国内証 券・ストラテジスト)との声が聞かれた。 <09:05> 寄り付きの日経平均は4日ぶり反発、半導体関連株しっかり 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比126円90銭高の2万7711 円25銭と、4日ぶりに反発してスタートした。その後は上げ幅を縮小し、60円高とな っている。半導体関連株や一部の値がさ株が堅調で指数を押し上げているものの、主力株 の下落が重しとなっている。 個別では、東京エレクトロンが4%高、ファーストリテイリングが 0.5%高としっかり。一方、NTTデータが6%安、ソフトバンクグループ<9 984.T>が0.5%安となっている。 東証33業種では、鉄鋼、保険業、その他製品など16業種が値上がりしている。不 動産業や石油・石炭製品、金属製品など17業種は値下がり。 <08:23> 寄り前の板状況、リックスは買い優勢 NTTデータが売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 リックス 21% 2,869 2,869 2,869 2,369 2 太平電業 21% 4,095 4,095 4,095 3,395 3 ダイコク電機 13% 2,354 2,354 2,354 2,075 4 オロ 12% 2,300 2,299 2,300 2,050 5 ピアラ 8% 603 602 603 556 6 奥村組 6% 3,180 3,180 3,180 2,988 7 神戸製鋼所 6% 710 709 710 668 8 Ubicom HLDG 6% 2,029 2,028 2,029 1,912 9 クリエイトSD HLDG 5% 3,608 3,605 3,610 3,420 10 静岡ガス 5% 1,171 1,171 1,171 1,115 売り優勢 銘柄名 騰落 MID気 買気 売気 終値 率 配 配 配 1 エヌ・ティ・ティ・データ -23% 1,630 1,630 1,630 2,130 2 ネクソン -23% 2,325 2,325 2,325 3,025 3 横河電機 -23% 1,700 1,700 1,700 2,200 4 FIG -21% 296 296 296 376 5 テルモ -18% 3,105 3,105 3,105 3,805 6 中外製薬 -17% 2,913 2,913 2,913 3,528 7 オムロン -17% 6,211 6,211 6,211 7,504 8 日産化学 -16% 5,070 5,070 5,070 6,070 9 横浜ゴム -14% 1,801 1,800 1,801 2,090 10 若築建設 -13% 2,602 2,602 2,602 2,981 (
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