[東京 26日 ロイター] - <15:50> 日経平均・日足は「大陰線」、「三空」で自律反発接近か 日経平均・日足は、ごく短い下ヒゲを伴う「丸坊主」に近い「大陰線」となった。終 値は2万6431円55銭。大きめのマドを空けて下値を模索したが、ローソク足も弱さ を感じさせている。ただ、9月13日の戻り高値(2万8659円78銭)から2200 円幅の急な下げを演じており、突っ込み警戒感が台頭している一方、今回のマド空けによ って「三空」となったことで、定石通りであれば自律反発が接近している可能性がある。 時価は、3月9日の年初来安値2万4681円74銭と、6月20日安値2万552 0円22銭を結んだ右肩上がりの下値支持線に位置し、チャートは正念場にある印象が強 い。3カ月のリズムを崩さず反転できるか否か、注目されそうだ。 <15:05> 新興株式市場は反落、マザーズ総合が700ポイント割れに 新興株式市場は反落。マザーズ総合が2.60%安の693.50ポイントと、70 0ポイントを割り込んだ。終値で割るのは7月20日以来。東証グロース市場指数は2. 61%安の882.10ポイントで大引けた。「地合いの悪化から利益確定売りを急ぐ動 きとなっている」(国内証券)という。 個別では、3連休前に新規上場したFPパートナーが利益確定売りに押され る展開となったほか、キャンバスが急反落、ANYCOLOR、M&A 総合研究所などもさえない。半面、プレイドがストップ高となった。 <14:10> 日経平均は下値模索の展開、米株先物の下げも重しに 日経平均は下値模索の展開となっている。2万6400円台での動き。きょうの安値 をジリジリと更新するような状態で、下げ渋る兆候はみられない。時間外取引で米株先物 が下げ、米国市場の反発が期待しにくいことも重しとなっている。 市場では「年初来安値を更新する銘柄が目立つなど、半導体関連株の厳しい動きが全 体のムードを悪化させている。マーケットは世界景気についてハードランディングを懸念 し始めた格好だ」(国内証券)との声も聞かれた。 <13:09> 日経平均は日中安値更新、目先の業績悪化懸念が重し 後場に入り日経平均は軟調な展開が続き、日中安値を更新している。前営業日比約6 50円安の2万6500円近辺で推移。前場に引き続き、値がさ株や半導体関連株が軟調 で、自動車株や機械関連株もさえない。市場では「世界景気が減速する中では、輸出関連 などグローバル企業の業績悪化は避けられないとの見方が広がり、重しとなっている」( 国内証券)との指摘が聞かれる。 また、米株の調整はまだ始まったばかりとの意見も聞かれ、米株の調整が続けば、「 日経平均は短期的に2万6000円を下回る可能性もある」(同)との見方が示された。 <11:45> 前場の日経平均は3日続落、景気後退懸念強まり全面安に 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比534円30銭安の2万6619円5 3銭と、3営業日続落した。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の織り込みが続く 中、前週末の米国株が大幅安となったことを嫌気し、日本株も軟調な展開が継続。主要国 の金融引き締めに伴う景気後退懸念が強まり、全面安商状となった。 前週末の米国株市場は主要3指数がそろって大幅下落となった。日経平均も寄り付き から大幅安でスタートし、その後も下げ幅を拡大。一時、630円超安の2万6515円 06銭まで下落し、7月14日以来の低水準となった。米長期金利の上昇が嫌気され、特 に値がさ株や半導体関連株の下げが目立った。 前場の前半では空運業や陸運業が小幅高となっていたものの、後半には下げに転じた 。 市場では、主要国の金融引き締めによる世界景気後退懸念が強まっているとの声が聞 かれる。アイザワ証券の市場情報部情報二課・横山泰史氏は、特に英国の大型減税がネガ ティブに意識されているとし、「金融引き締めによる景気後退が現実に起きるリスクが高 まっている」と指摘。景気のハードランディングの確度が高まり、「積極的に株を買える 状況ではない」という。 横山氏は今後の日経平均について、短期的には節目の2万6000円を割り込む展開 も見込まれるとした上で、「同水準を下回った際に押し目買いが入るか見極めたい」と話 した。 きょうの日本株市場では、全体的に売りが出る一方、旅行関連株はしっかりだった。 岸田文雄首相が水際対策の緩和を表明したことが好感され、市場では「センチメントで振 れる可能性はあるが、(旅行関連株は)底堅い動きが続きそうだ」(国内運用会社)との 見方が示された。 TOPIXは1.98%安の1878.14ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆5536億9700万円だった。東証33業種では全業種が値 下がりし、鉱業、石油・石炭製品、非鉄金属などが下落率上位に入った。 個別では、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、信越化学工 業が軟調。ファーストリテイリングは小幅安の一方、主力のトヨタ自動 車は2%安だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが278銘柄(15%)、値下がりが150 5銘柄(81%)、変わらずが54銘柄(2%)だった。 <11:08> 日経平均は軟調、米長期金利上昇が値がさ株の重し 日経平均は軟調な値動きが続き、前営業日比約560円安の2万6500円台後半で 推移している。東証33業種では全業種が値下がりしており、全面安商状の展開。足元の 米10年債利回りは3.71%台と高水準で推移し、「米長期金利の上昇が止まらず、相 場の重しになっている」(国内運用会社)との声が聞かれる。指数寄与度の大きいハイテ ク株や半導体関連株が引き続き軟調。 市場では、「米長期金利は3.5%程度で上げ止まるのではないかとの見方が強かっ たが、同水準を上抜けてしまい、値がさ株を中心に売りが出ている」(同)という。個別 では、ソフトバンクグループが4%安と大幅安のほか、東京エレクトロン<8035. T>は3%安で推移している。 <10:10> 日経平均は600円超安、値がさ株の下げが重し 日経平均は安く寄り付いた後も下げ幅を拡大し、一時600円超安となった。東京エ レクトロンや信越化学工業、ソフトバンクグループといった値 がさ株が徐々に下げ幅を広げ、指数の重しになった。 東証33業種では、31業種が下落している一方、空運業と陸運業の2業種は小幅な がらプラスで「底堅さが目立っており、新型コロナウイルスの水際対策緩和によるインバ ウンド需要への期待の膨らみがうかがえる」(国内証券)という。 世界景気後退への警戒感が相場の重しとなっているが、日本株は円安や欧米に遅れた 経済正常化への期待が支えになるとの見方は根強い。 <09:05> 日経平均は続落スタート、欧米引き締めによる景気懸念が重し 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比374円39銭安の2万6779 円44銭と、続落してスタートした。前週末の欧米市場では金融引き締めが景気を後退さ せるとの懸念から株安となり、東京市場でもリスク回避の売りが先行した。 主力株は軟調な銘柄が目立つ。トヨタ自動車やソニーグループが大 幅安となっている。東京エレクトロンなど半導体関連株や、指数寄与度の高いフ ァーストリテイリング、ソフトバンクグループも軟調となっている。 <08:21> 寄り前の板状況、C&FロジHLDGが買い優勢 長谷川香料は売 り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 C&FロジHLDG 23% 1,41 1,41 1,41 1,14 2 2 2 8 2 日本電波工業 21% 1,73 1,73 1,73 1,43 2 1 2 2 3 レイズネクスト 19% 1,38 1,38 1,38 1,15 0 0 0 9 4 日本精化 19% 2,25 2,25 2,25 1,89 0 0 0 1 5 アイザワ証券グループ 16% 736 735 736 636 6 立川ブラインド工業 13% 1,19 1,18 1,19 1,05 0 9 0 1 7 世紀東急工業 12% 840 840 840 747 8 コクヨ 12% 2,00 1,99 2,00 1,79 0 9 0 1 9 オオバ 12% 780 780 780 699 10 東テク 11% 3,83 3,83 3,83 3,44 0 0 0 0 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 長谷川香料 -22% 2,44 2,44 2,44 3,14 5 5 5 5 2 HOYA -21% 11,1 11,1 11,1 14,1 18 15 20 05 3 ネクソン -20% 2,04 2,04 2,04 2,54 8 8 8 8 4 シップヘルスケアHLDG <336 -19% 2,13 2,13 2,13 2,62 0.T> 3 2 3 4 5 パーソルHLDG -18% 2,22 2,22 2,22 2,72 0 0 0 0 6 アズビル -18% 3,29 3,29 3,29 3,99 0 0 0 0 7 東洋建設 -17% 719 718 719 868 8 スペース -17% 725 725 725 875 9 ユー・エス・エス -17% 2,00 2,00 2,00 2,40 0 0 0 3 10 シナネンHLDG -16% 3,12 3,12 3,12 3,74 5 5 5 0 (