[東京 14日 ロイター] - <10:50> 日経平均はプラスに転換、米CPIショック回避で安心感も 日経平均はプラスに転換。2万6600円台での動きとなっている。時間外取引で米 株先物は軟調に推移しているものの、外為市場でドル高/円安が進行していることが下支 え要因になっているほか、前2回と異なり、米消費者物価指数(CPI)の強い数値を受 けても米株は崩れず「ショック安を回避できたことが安心感を誘っている」(国内証券) という。 市場では「CPI発表後に米株が崩れなかったため、ヘッジしていた投資家の買い戻 しが活発化しているようだ」(別の国内証券)との声も聞かれた。 <10:12> 下げ幅縮小、半導体関連株底堅く相場下支え 日経平均は下げ幅を縮小し、前営業日比約40円安の2万6400円台半ばで推移し ている。フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が上昇したことを受け、東京エレク トロンや日東電工など半導体関連株が底堅く推移し、相場を下支えして いる。 市場では「昨日の米消費者物価指数(CPI)の公表を受けても米株市場が大きく調 整するなど『CPIショック』には至らなかったため、日本株も下げ渋っているのではな いか」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:07> 寄り付きの日経平均は反落、米大幅利上げ観測で景気減速懸念強ま る 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比121円45銭安の2万6357 円32銭と、反落してスタートした。米消費者物価指数(CPI)の強い伸びを受けて、 米連邦準備理事会(FRB)が大幅利上げを行うとの観測が出ており、世界景気減速への 警戒が一段と強まっている。業種別では、保険業、銀行業などの下落が目立つ一方、水産 ・農林業などは値上がりとなっている。 指数寄与度の大きいファーストリテイリングは小幅に上昇している半面、ソ フトバンクグループ、ファナックなどは軟調。東京電力ホールディング スは2%超安となっている。 <08:21> 寄り前の板状況、トレジャー・ファクトリーが買い優勢 デサント は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 トレジャー・ファクトリー 4 3 4 3 2 日本酸素HD 14% 2,45 2,45 2,45 2,15 0 0 0 8 3 ブラス 13% 989 988 989 877 4 日本特殊塗料 10% 1,05 1,04 1,05 958 0 9 0 5 ウイングアーク1st 9% 1,75 1,75 1,75 1,60 0 0 0 0 6 積水樹脂 8% 1,86 1,86 1,86 1,73 8 8 8 4 7 エスクリ 6% 374 373 374 352 8 フルサト・マルカHLDG 9 9 9 4 9 日本光電工業 5% 3,07 3,07 3,08 2,93 8 5 0 6 10 広済堂HLDG 4% 1,09 1,09 1,09 1,05 9 8 9 2 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 デサント -23% 2,32 2,32 2,32 3,02 0 0 0 0 2 シナネンHLDG -14% 3,01 2,88 3,14 3,49 3 0 5 0 3 アズワン -13% 5,32 5,32 5,32 6,11 0 0 0 0 4 ジンズHLDG -9% 3,89 3,89 3,89 4,27 5 5 5 5 5 鳥居薬品 -7% 3,12 3,12 3,12 3,36 5 5 5 5 6 フィル・カンパニー -7% 1,18 1,18 1,18 1,27 2 1 2 2 7 アステナHLDG -7% 421 420 421 451 8 キッセイ薬品工業 -7% 2,62 2,62 2,62 2,81 6 6 6 3 9 ギークス -6% 961 960 961 1,02 6 10 フクシマガリレイ -6% 3,24 3,24 3,24 3,45 5 5 5 5 (